私が漫画を描くきっかけとなった、育児のお話をさせて頂こうと思います。
誰も知らない街での初めての育児。夫は激務で話す人さえいなくて
子育てが孤育てになって毎日寂しくて。
一人で考え込んで、「理想のお母さん像」に縛られました。
こうでなくてならないと日々自分で自分のハードルを上げ完璧を求めて
「余裕」なんて全くなくて、「手を抜く」なんて知りませんでした。
今写真を見返せば、ものすごく小さくてすごくすごく愛らしい我が子。
それなのに、あの時は子供を可愛いと思うことさえできなくなっていた。
そのくらい精神的に追い詰められていたと思います。
「今が一番可愛いときね」そう声をかけられても「はい」なんて言えなかった。
その今が辛かった。この今をどうにかして欲しかった。誰か助けてっていつも思ってた。
※今思えば、今も毎日子供達は最高に可愛い。いつまでも子供は可愛いのに
そう思えないのは心が追い詰められていたからだと思います
夫ともすれ違いました。
夫は夫で、沢山働いて稼ぐことが家族の幸せだと思っていて
私は私で、家事も育児も完璧にやらなきゃ行けないと思っていた。だって私は専業主婦。
それが仕事だったから、夫に頼ったらダメな妻だと… 話し合いさえして来なかったから
お互いの考え方を、最近まで分かっていなかった。
こんな自分は母親失格だと悩んでいた時、インスタグラムの育児漫画に出逢いました。
育児のしんどさなどを包み隠さず描いてくれた漫画を見て、私は心から救われた。
「こんな風に思うのは私だけじゃないんだ」そう気づけたことで
私の人生は明るくなりました！私は育児漫画に救ってもらえたから私も描こう。
私の漫画がお母さんたちの何かのきっかけになるかもしれないから。
そう思って一年半前から育児漫画を描き始めました。
そしてインスタグラムに投稿し、漫画を描くことにどんどんのめり込んでいきました。
過去をありのままに描くことで、過去の自分も救われていくような気がしました。
でも、育児の悩みは尽きない。長男は喘息・アレルギー体質で体は強い方ではない。
けれど次男はその弱めの長男が強く見えるくらい、体が弱かった。
何度も外に働きに出ようとしたけれど
幼稚園に預ければ、体調を崩しまくって、月に2回しか行けないことなども多々あった。
入院や呼吸困難も経験して、毎月何日もお休みする次男を見て、外に働きにいくことが
怖くて出来なかった。
そんな時、私の生きがいになった「漫画」をお仕事として頂けたことをきっかけに
「これをお仕事にしたい」と強く思いました。
子供達の為にも、自分の為にも、これが今は最善だと感じ
約八年間の専業主婦から、開業届けを出し「フリーランス」として一歩踏み出しました。
今の目標は、人生全てがネタ探し！そう思っているので、
私の生きてきた人生をエッセイ漫画として人生録や育児漫画を描き、それが本になること！
そして漫画連載をお仕事として頂くこと！
それ以外にも、自分にできることなら何でもチャレンジしたい！と思っています。
「フリーランス」と名乗ることにしたのも、漫画やイラスト以外もやってみたいと
思ったから。今はまだ作品としては、インスタグラムを中心に発信している
「育児漫画」が主になっております。
まだ、仕事を頼むには幅が狭く何ができるのか分かりずらい部分も多いかと思いますが
まずはお気軽にお問いわせ下さい。
Zoomなどでお話をさせて頂き、お互いの思いを確認することを大切にお仕事を
させていただいております。
お母さんだからこそ出来ることがある。
